★スリランカ古都早歩き珍道中★ ★Quick & Funny Travel of Sri Lankan Old Capitals★

1日目 シンガポールを夜出発。
同日深夜スリランカに到着
ニゴンボに宿泊。
2日目 ニゴンボ(Negombo)出発。
アヌラーダプラへの道中 ( On the way to Anuradhapura )
アヌラーダプラ 1 ( Anuradhapura 1 )
アヌラーダプラ 2 ( Anuradhapura 2 )
3日目 ポロンナルワ 1 ( Polonnaruwa 1 )
ポロンナルワ 2 ( Polonnaruwa 2 )
シーギリヤ 1( Sigiriya 1)
シーギリヤ 2( Sigiriya 2)
4日目 ダンブッラ ( Dambulla )
マータレー ( Matale )
キャンディ ( Kandy )
キャンディのカルチャーショー ( Culture Show of Kandy )
5日目 コロンボへの道中(On the way to Colombo)
ピンナワラの象の孤児園 ( Pinnawala Elephant's Orphanage )
コロンボ ( Colombo )
シンガポールへ夜行便で帰国。

スリランカ ( Sri Lanka, old name=Ceylon ) は、インド洋に浮かぶ島国で、北海道よりちょっと小さい位の大きさです (シンガポールからは3時間ちょっとで行けます)。
スリランカの歴史は、東南アジアの国々に比べはるかに古く、紀元前380年頃、アヌラーダプラ ( Anuradhapura ) に最初の都が開かれたとされています。インドの北部から移り住んだといわれるアーリア人系のシンハラ人が主民族で、紀元前3世紀にインドのアショカ王の息子により仏教が伝えられ、インドで仏教が忘れ去られていく中で、スリランカでは仏教が信仰され続けました。5世紀後半には、狂気の王カーシャパが、11年間シーギリヤ(Sigiriya)で、統治した時期もありました。
しかし、インドの南部から移り住んだタミル人との抗争が続き、10世紀に都をポロンナルワ ( Polonnaruwa ) に移しました。13世紀には、ポロンナルワも捨て、その後転々と都を移した後、15世紀に、さらに南のキャンディ ( Kandy ) に都を構えました。その後、ヨーロッパの植民地支配の対象となり、ポルトガル、オランダとシンハラ王朝との共存が続いた後、1815年にイギリスの統治下となり、コロンボ ( Colombo ) に首都を移し ( 今は、その近くのスリー・ジャヤワルダナプラが首都 )、シンハラ王朝は過去の歴史となりました。1948年に独立しましたが、タミル人との抗争はまだ続いています。内戦が続きましたが、現在は、北部と東部を除いては、治安の問題はありません。
今回の旅 ( 2004年2月 ) は、まさにこの歴史をたどる旅なのですが、なんせ、早歩き(奈良と京都と鎌倉を3日で見るようなもの)で、スリランカ通の人には、物足りないかもしれません。でも、スリランカはこれからという人には、ぴったりのはずです。乗用車での移動でしたが、全て一般道で、いろんな人々の暮らしと触れることができました。それで、本旅行記を、大げさにも、”膝栗毛”と名づけました。十返舎一九に怒られそうですね。
歴史のみならず、文化も自然も魅力たっぷりの島でした。是非皆様もどうぞ。