ジム・トンプソンの家の入り口。 ジム・トンプソンは、タイのシルク王として有名。戦前は、CIAの前身の諜報機関に属していたが、その後タイに残り、タイ・シルクの事業化で成功。しかし、1967年にマレーシアのキャメロンアイランドで休暇中に、謎の失踪を遂げた。この失踪の謎については、松本清張が”熱い絹”という小説で推理しているので、面白い。 The Entrance of Jim Thompson's House. |
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ジム・トンプソンの家のチケット売り場。火曜の午前中は、日本語ボランティアによるガイドツアーがあるが、ひじょうによい。ショップも併設されています。 Ticket Office of Jim Thompson's House. |
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6軒のタイの伝統的な家を、移築して建てられた。 趣味の極致と言える。 Appearence of Jim Thompson's House. |
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かつての玄関。川側からの入り口が本来の正面だったとのことだが、こちらの方が多く使われるようになったという。支柱がわずかに内向きに傾いているのが特徴のひとつ。屋根はナーガ(蛇神)をモチーフにしたデザイン。 Entrance of Jim Thompson's House. |
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タイで発見された石灰岩の仏像で、7-8世紀の物。この種類の仏像の中では、もっとも貴重なもとされる。頭部、手の部分は失われているが、ひじょうに美しい姿をしている。 Buddha Statue. |
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同じく、7-8世紀ころの仏像。手前は、中国の街中の様子を描いたユニークなデザインのゲーム台だが、"どこに置くか後から決める"とジム・トンプソンは言い残したまま、失踪してしまったという。 Buddha Statue & Chinese Game Table. |
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スピリット・ハウス。 土地を守る精霊のすみか。 ジム・トンプソンは、家の設計も、スピリット・ハウスの場所の決定も、すべて自分でやったという。家の、落成日は、占いで決めたという。 Spirit House. |
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テラスから応接室を見上げたところ。テラスの下は、川への船着場になっており、本来はこちらが正面入り口であった。テラスの欄干は、中国風の焼き物でできている。 Drawing Room from Terrace. |
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応接室。屋内は、写真撮影禁止だが、外からは撮影可。内部には、博物館でも見られないような貴重な、骨董品が並ぶ。 Drawing Room. |