西蔵七日  SEVEN DAYS IN TIBET

町の交通手段

チベットを歩き回るというのは、難しい。チベット自治区だけでも、日本の面積の6倍もある。このコーナーでは、チベット内の交通手段についてちょっと説明します。

最高の贅沢は、ランクルとドライバーとガイドをまとめて雇ってしまうことです。値段は、いくらか知りません。特に遠くに行く時は、難路も予想され、中途半端な車では、動けなくなることもある。
後ろのバスは、日野製で、林芝(ニンティー)を往復した時にお世話になったもの。豪華バスもあるが、狭い道もあり、この程度の大きさのバスが団体旅行の時はよく利用される。
これは、空港との往復と、ヤンパチェン温泉との往復時に、お世話になったランクル。16才で、少々サスペンションが老化しているが、まだまだよく走る。
町中で、便利なのはやはりタクシー。結構つかまりまるし、きれい。10元均一だが、時々ふっかけて来る時もあるので、気をつけよう。
三輪タクシーもポピュラー。通常2人乗りだが、ステップの所にもう一人しゃがんで乗ることは、できないことはない。乗り心地はよくないが、幌もちゃんとついており、風情はある。特に高山病の気がある時は、小回りが効くので、重宝する。三輪タクシーも、料金をふっかけられるので注意しよう。距離によって3-5元が相場。
ミニバスは、路線番号さえ覚えれば、一番経済的で便利。車体もきれいで、車掌もいるので、どうにかコミュニケーションもできる。料金は、一律2元。大きな路線バスも走っているが、やや古めかもしれない。大きな路線バスには乗らなかったが、一律1元とのこと。ただ車掌はいないそうなので、よく調べてから乗る必要があるかもしれない。
これは、デプン寺の上り口。タクシーだと上まで上ってくれるが、バス等の場合は、ここから(緑色の)小さな三輪トラックで、上る。歩いて行くのは勝手だが、それこそ修行になってしまい、肝心のお寺を見るころには、くたくたになってしまうだろう。
トラクターは、地元の人の貴重な足。農作業にも、トラックにも、ミニバス代わりにも、何でも使える。観光客が乗っているのには、出会わなかった。

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