ソウルの市内の一番の見所は、昌徳宮(チャンドックン)かもしれません。ユネスコ世界遺産にも指定されています。
景福宮(キョンポックン)が王宮で、こちらは、離宮になりますが、景福宮が、日本や、金の侵入により焼失し、1868年に再建されるまで、王宮として、使用されていました。1910年に、日韓併合条約の受け入れを決めたのもここで行われた御前会議でした。
朝鮮王朝時代の宮殿の原型がよく残されていると言われています。
いよいよ入場です。 昌徳宮は、境内保護のため、ガイド付きでないと入場できません。 日本語ガイドのツアーは、一日4回ぐらいですが、時間に合わせて行けば、人数に合わせてグループを増やしてくれるので、ツアーに乗り損ねることはないようです。 |
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敦化門(トンファムン)。 正門に当たります。豊臣秀吉の文禄の役で、破壊されましたが、1607年に再建されました。 堂々とした作りです。韓国に残る二層式の門としては、最古のものになります。 |
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昌徳宮の地図。 ひじょうに広く、通常のツアーでは、下半分のさらに一部のみの見学になります。 日本語を話せるガイドさんが、ユーモアを交えながら、丁寧に案内してくれます。 |
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橋を渡るとまた門があります。進善門と呼ばれています。 | |
橋の下は、枯れ川ですが、なかなか凝った橋でした。 錦川橋と呼ばれています。 ソウル市内でも最も古い石橋です。 |
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これが、メインの建物である仁政殿(インションジョン)です。 王の即位式や、海外の客の受け入れなどの政務に使用されました。 手前の石碑には、位が書いてあり、ここに家来達が整列をしました。 北京の紫禁城のミニチュア版のようです。 |
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煕政堂(ヒジョンダン)等の宮殿群。 王の寝殿でした。 |
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この屋根の飾りも中国風です。西遊記ご一行様を模ったものと思われます。 | |
煕政堂の中には、家具類が残されています。 王の寝殿ですが、ここで、御前会議も行われていました。 |
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大造殿(テジョンジョン)。煕政堂と、回廊でつながっています。 王妃の寝殿でした。 正面の左右に、青銅の盥(たらい)がありますが、火事にならないようにという魔よけだったそうです。、これも、紫禁城と似ています。 |
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オンドル(床暖房)のための、床下への入り口になります。 | |
建物の裏には、オンドルの煙突があります。 |