タメル地区は、カトマンドゥ中心近くにあるツーリストエリアです。土産物屋などがひしめき合って、ぶらぶら歩くだけでも、楽しい地区です。かつては、世界中のヒッピーの溜まり場としても、有名でした。
本ページでは、他のページで紹介していない所も合わせてご紹介します。
今回は、デリーからカトマンドゥに向かいました。 ネパールに近づくと、急に山々が見えてきます。 山を越えると、農村地帯があり、人びとがひしめき合っている都市部の上空を通過し、無事、カトマンドゥに着きました。 山々に囲まれており、盆地であることがよくわかります。 |
カトマンドゥ空港は、良くもなく、悪くもなく、そこそこって感じでした。 クジャク窓の装飾が綺麗です。 ビザは、アライヴァルビザですが、慣れたもので、スムースでした。 |
現王宮の前の大通りです。 カトマンドゥの中では、一番立派な道路でした。 |
現王宮です。 タメル地区からすぐのところにあります。 2001年、ここで、当時の皇太子が発砲し、王族多数を殺害し、自ら自殺を図り、一旦即位するも、そのまま亡くなるという不可解な事件が発生しました。美術館の表示があるのですが、今どのようになっているかまでは、突っ込みませんでした。 |
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ネパールの政治は、荒れ模様です。腐敗が進んでおり、人びとは、貧困から抜け出せないでいます。 現政権に不満を持つ人びとの心を、毛沢東主義者(マオイスト)が引きつけています。 ちょうど、マオイスト達のデモに出会いました。 平和的に行われているようです。 訪れた時は、ちょうど問題を先送りし、議会の1年延長を議決した時でした。 |
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警官達に囲まれた、整然としたデモでした。 かつて、ネパールを訪れた友人が、マオイスト達の道路封鎖に遭って、移動できず困ったという話を聞きました。今は、やや落ち着いているようですが、いつ先鋭化するかはわかりません。 ネパールを訪れる際は、政治動向に要注意です。 訪れた時は、ちょうどネパール会議派と統一共産党の妥協政府の暫定延長が決まった時だったので、このデモが行われていたのでしょう。 |
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この辺りがタメル地区の入り口です。 看板が目立って来ました 車は、途中から一方通行になっており、人ごみもすごいので、この辺まで来たら歩いてしまった方が早いです。日中は、ちょっと暑いですが。 |
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典型的な土産物屋。商品は豊富ですが、皆同じようなものを売っています。 結構、この手のものは持っているのですが、タンカを描いている人が結構いて、それがあまり見事なので、GETしました。 安いものから、高級品まで、ピンキリです。 |
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大量GETすると、大幅にまけてくれます。元々安いんですけどね。 密教グッズで、まだ持っていなかったものも見つけたのでGETしました。ドルも使えました。 |
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その他、スパイスや、手編みのウール製品、スパイス、お香、アクセサリー類などが、好まれるようです。 他地区よりも高いらしいですが、元々そんなに高いものではないので、カトマンドゥ中探し回るよりは、ここで、値切り交渉をした方が早いのではないでしょうか。いろんな人が歩いているので、どんな人が来ているのかを見ているだけでも、飽きません。 |
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日本料理屋がありましたので、うどんをいただきました。 地元の日本人達と、何かの取材に来たと思われる日本人グループがいました。 歩いている時に、日本人は、見かけませんでしたが。 |
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リクシャーも、パラパラ走っていて、よく利用されています。日中は、かなり暑いですので、重宝しそうですが、値段交渉が面倒臭いので、使いませんでした。 | |
夜もちょっと出てみましたが、あまり無理はしないで、すぐ引き上げました。 危なっかしい感じはしませんでした。 |
タメルでGETした御土産をちょっとご紹介。 これは、ティンシャと呼ばれる鐘ですね。 とてもいい音がします。 デザインは、チベット密教のものです。 5US$を値切って、3US$+1.000ルピーで買いましたが、本当に値切ったことになったのか、よくわかりません。 |
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これは、ネパール特産のイラムティーです。 色違いの仏陀の眼のパッケージに入っています。 このパッケージは、使用後、小物入れに使えるという優れものです。 色違いを10個GETしましたが、本当に安いです。 これは、配り物の御土産でしたので、値段は、秘密です。 |
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これは、タンカ。 ダライラマ14世考案で、真言が回りに、その中に8つのチャクラがあり、4つの入り口があり、中心にニルヴァナがあります。 店先には、大したものは出ていませんが、いろいろ話を聞いていると、次々といいものが出て来ます。もちろん値段も高くなりますが、日本で買うよりは全然安いので、気にいったのを買った方がいいと思います。 これは、色合いといい、デザインといい、このサイズのものでは最高のものと、自画自賛しています。 |