ネパール・カトマンドゥ

NAPAL・KATHMANDU

パシュパティナート PASHUPATINATH

パシュパティナートは、ネパール最大のヒンドゥー教寺院です。印度亜細亜大陸の4大シヴァ寺院の一つでもあります。起源前3世紀ぐらいからあったのではないかと言われています。
パシュパティは、シヴァ神の化身の一つで、獣の王という意味です。
ガンジスの支流であるバグマティ川に沿って、寺院は、広がっていました。
ヒンドゥ教以外の人は、川の向こうの寺院の中には、入れませんが、火葬場周辺の様子を見るだけでも、ヒンドゥ教の輪廻転生の精神を垣間見ることができます。


パシュパティナートのかなり手前で、車を降りて、そこからは、とぼとぼ歩いて行きました。
紫の花が綺麗です。
何気ない村を抜けて行きます。
巡礼客目当てと思われるお店もありました。
猿も、いっぱいいました。
牛もたくさんいましたが、そちらは、たぶん誰かが飼っているものと思われました。
パシュパティナートが見えてきました。
左が、バグマティ川で、その向こうが火葬場(アルエガート)になっています。
ちょうど御一人の方が、火葬中でした。
親類縁者が集まっていますが、実際取り仕切っているのは、筆頭喪主(この場合長男れしきおじさん)でした。
その奥に、パシュパティナートが広がっています。
右側は、川の手前になりますが、やはりヒンドゥ教寺院が並んでいます。

火葬場は、川に沿ってたくさん並んでいます。
沐浴もこの川で行われているということでしたが、水量も少なく、衛生的にも?
当然、遺灰も、聖河であるバグマティ川に流されます。
もう少し上流に来ました。
ここにも火葬場がありますが、上流階級のための火葬場とのことです。
右に並ぶのは、エッカイダス・ルドゥラと呼ばれる11の白い塔です。
エッカイダス・ルドゥラには、シヴァ神の象徴であるリンガが祀られています。
11の白い塔は、横壁が空いていて、先の方まで、見通すことができます。
各々の祠には、ヒンドゥ教の神様達の装飾が施されています。
ここにも、いらっしゃいました。
これは、カーラでしょうか。
この辺りが、パシュパティナートの正面入り口になります。
橋の向こう(パシュパティナート側)には、行けないので、手前側を登ってみることにしました。
手前にも、塔が立ち並んでいます。
手前側の奥にも、ヒンドゥ教寺院がありますが、そちらもヒンドゥ教信者以外は立ち入り禁止です。
金色の屋根がパシュパティナート寺院です。
橋を渡ったところにあり、そこから、左右に寺院は、広がっています。
上の方から、見下ろしたところです。
延々と、寺院が続いているのが、わかります。
川の手前の、エッカイダス・ルドゥラの白い塔もよく見えます。

これは、上の方にあったマナカマナ寺院と、ゴルカナート寺院だと思います。
たくさん寺院が並んでいるので、定かではないのですが。
ここには、サドゥのみなさんがたくさん住み着いています。
ダラムシャーラーと呼ばれているところかな?
巡業のサドゥのみなさんにも出会います。
八十八か所巡りのようなものなのでしょうが、やはり異様です。
寺院をとりまいて、サドゥのみなさんの宿があります。
ガルーダ像もありました。


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