ネパール・カトマンドゥ

NAPAL・KATHMANDU

ボダナート BOUDHANATH
ボダナートは、カトマンドゥの街の北東、パシュパティナートのさらに先の方にあります。
ネパール最大の、仏陀の眼を持ったストゥーパがありますが、チベット人が多く住み着き、まさに、チベット文化の中心地といった趣です。
5世紀に、リッチャヴィ王により建てられたともつたえられますが、現在の仏塔は、15世紀に、イスラム教徒により破壊された後、再建されたものと考えられています。
ネパールの象徴的な仏塔と言っていいでしょう。
ネパール最大の仏塔であるボダナートが見えてきました。
いよいよです。
直径27mという、巨大な仏塔です。
階段状の台座の上に仏塔はあります。
台座は八角形の4層で、地を表しています。
その上のドームは水、その上の眼の部分と、四角柱に見える13層の尖塔は火、その上の傘は風、その上の小尖塔は空を表しているといいます。
このストゥーパ自体が、曼荼羅の構造になっているのです。

仏塔の周りは、回廊になっており、参拝者が、右回りに回り続けます。
この姿は、チベットでも見ました。
仏陀の眼。
たぶんツァムチュン・ゴンパ(サキャ派の僧院)。
チベットの方々が、いっぱいです。
仏塔が、青空に映えます。
たぶんアジマ寺院。
中に入ってみました。
チベット的装飾で、隅々まで、埋め尽くされています。
リンポチェさんでしょうか。
寺院の2階に登ると、仏塔が正面に見えます。
回廊の様子もよく見渡せます。
天井まで、絵で埋め尽くされているのが、わかります。
マニ車を納めた御堂。
マニ車が回ってました。
これだけ大きいと、結構重たいんです。
一周毎に、チンチンという音が響きます。
前に二人並んでいるのは、王様と王妃様?
仏教には関係ないと思うのですが。
小さな仏塔もありました。
皆、仏陀の眼をお持ちです。
台座に、登ることができます。
登ると、ぐっと仏塔が近づきます。
花が飾られていました。
仏塔の台座から、最初に見たチベット寺院を見たところです。
チベット人が多くて、ネパールにいることを忘れそうです。
桜という日本食レストランを見かけましたが。
街に戻る途中にも、仏陀の眼を持った仏塔に出会いました。

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