西蔵七日  SEVEN DAYS IN TIBET

第一日 (Day 1)

いよいよ25年間あこがれていたシルクロードの旅へ出発(2005年3月5日)。
とはいっても、今日は、ノースウェスト航空で夕方成田を発って、北京で、一泊するだけです。
何にもありません。

今回のツアーは、この時期一人で行けるツアーがなかなかない中、インターネットで見つけたファイブ・スタークラブさんが、手配してくれました(井原美津子さんという、カリスマ旅行家の方が引っ張っておられる会社です。井原さんともお話しましたが、窓口に行った時は、川崎さんという人が応対してくれて、アドバイスが、100%的確。後で、インターネットで調べたら、152カ国も行ってらっしゃる方で、なるほどと思いました。趣味と実益を兼ねているといったら、失礼ですね)。プロで、手際よかったし、助かりました。手間をかけてアレンジする暇がない私にとっては、最高のサービスです。ありがとう。

最初に言っておきますと、この時期は、シルクロードの観光シーズンではありません。ただ、私のように、文化遺産を中心に見たい人の場合、そんなハンデにはなりませんでした。この時期に訪れるメリット・デメリットを以下にまとめてみました。

メリット
@客が少ないので、予約が取り易く、ガイドさんとマン・トゥー・マンの旅も可です。
A夏場には、50度を越える砂漠地帯も、この時期は、すごしやすいです。他の地区も、初春の陽射しで心地よいです。
B莫高窟など、一人で、ゆっくりと堪能できます。

デメリット
@やや寒いケースがあります(私の場合、ウルムチに行った日が寒かったでした)。そのため、景色が楽しめないこともあります。
A踊りなどの、民族文化と接する機会が少ないです(ショーなどは、夏だけです)。
Bシルクロードの名物である果物類が少ないです(しなびたみかんや乾いた林檎のようなものが多かった)。


第一日目の発見といえば、ノースウェスト航空のスチュアーデスのベテラン振り(アメリカの飛行機会社のフライトに乗ったのは、久し振り。シンガポール航空とはエライ違い)と、以遠権の不合理さ(成田-北京間はほとんど日本人客)を再確認したことかもしれません。
空港から、北京市内まで、何故か、一般道を通りました。高速道路代節約でもないでしょうが。

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