インドといえば、カレー。頁もカレー色に統一してみました。
奥深いインドを、デリーと、ムンバイ(ボンベイ)を起点に、フラフラした記録です。
仏蹟関連については、最下段のロゴから、特別企画の頁へどうぞ。
デリー Delhi から | ||
タージ・マハル Taj Mahal |
インドと言えば、まずタージ・マハル。ムガル帝国の繁栄を象徴するイスラム建築です。デリーから、電車で、2時間ぐらいで行けます。 第五代皇帝のシャー・ジャハーンが亡き妻の死を悼み、17世紀に建築した霊廟です。 庭園、水路を含めて、見事にこの相似形になっています。白大理石の美しさも、筆舌に尽くしがたいものです。 |
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アグラ城 Agra Fort |
16世紀に、ムガル帝国のアクバル帝によって築かれた城。ムガル帝国の権力の象徴です。 タージ・マハルを建設したシャー・ジャハーンが、息子に帝位を奪われ、幽閉されていた城でもあります。 天気のいい日は、ここからタージ・マハルを臨むこともできます。 |
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クトゥブ・ミナール Qutb Minar |
デリー市内にあるインドにおける最初のイスラム王朝が建設した最古の塔とモスクです。 13世紀初頭に、クトゥブ・ウ・ディーン・アイバク帝が興しました。奴隷出身者が多かったため、奴隷王朝と呼ばれました。 ミナールは、ミナレットのことで、本来信仰の対象ですが、イスラムの勝利を記念する塔として建設されました。高さが72m余りもあります。 |
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ジャンタル・ マンタル Jantar Mantar |
デリー市内を移動していると、オフィス街の真ん中に不思議な建造物が目に入ります。18世紀に、ジャイブルの王ジャイ・スィン2世が作った天文台です。 この独特な不思議な造形は、あまりにも個性的です。常人の理解を超えた、論理性なのでしょうか。 |
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オールド・デリー Old Delhi |
オールド・デリーは、イギリス統治が始まる前、ムガル帝国時代の都だった地区です。 ムガル時代の城、モスクが残っています。 チャンドニー・チョウクの通りを歩くと、ムガル帝国時代に逆戻りしたような不思議な感覚に陥ります。 |
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フマユーン廟 Humayun's Tomb |
フマユーン廟は、その妃が16世紀に建てた霊廟ですが、タージ・マハルにも影響を与えたと言われる左右対称の美しい姿をしています。 特に、赤砂岩と大理石のコントラストが美しいです。 |
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デリー市街 Delhi Town |
ニュー・デリーは、イギリス統治時代に、イギリス人により建設されました。ヨーロッパ風の美しい街並ですが、人口急増により、スラム化も進み、居住地区は、グルガオンのような郊外に広がっています。 | |
ムンバイ(旧名ボンベイ) Mumbai(Bombay) から | ||
アジャンター Ajanta |
ムンバイから飛行機でアウランガーバードへ飛び、そこから車で移動すれば、日帰りで、訪れることができます。 アジャンター石窟群に遺された壁画群は、間違いなく、インド最高のものですが、これは、紀元前1世紀ぐらいから、5世紀ぐらいの間に造られたものです。長い間、忘れ去られていたため、奇跡的に、現代まで残りました。 仏教の源流を今に残す貴重な遺跡で、その後東亜細亜に伝わった仏教芸術の原点とも呼べるものです。 |
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エローラ Elora |
エローラには、仏教石窟、ヒンドゥ教石窟、ジャイナ教石窟が並んでいます。アウランガーバードから、車で行けます。 7~8世紀に建設されたと考えられていますが、その規模の巨大さ、彫刻群のすばらしさには、思わず声を失います。 途方もないレベルの信仰心が、存在していたことがわかります。 |
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エレファンタ島 Elephanta Island |
ムンバイ港から、船で行ける小島です(約一時間)。 6~8世紀に彫られたものと考えられている、ヒンドゥ教の石窟群があります。 石窟の数はそう多くありませんが、像の巨大さに、まず驚きます。 |
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インド門 Gateway of India |
ムンバイの顔と言える、ムンバイ港にあります。 1911年に、英国王のジョージ5世夫妻の来印を記念して、建造されました。そういった意味では、イギリス統治時代の象徴ともいえるものです。 左後ろに見えるのは、タージ・マハル・ホテルです。 |
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ムンバイ市街 Mumbai Town |
ムンバイは、人口1500万人の印度最大の都市です。 元々7つの島であったのを、一つにまとめ、半島にしたといいます。 ムンバイ港の反対側にあるアラビア海に面するBack Bay は、夜は真珠のネックレスと呼ばれる美しい姿を見せてくれます。 |
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ヴィクトリア・ ターミナス駅 Victoria Teriminas |
イギリス人統治時代の18世紀に砦が築かれたフォート地区には、多くの歴史的建造物が残されています。 ビクトリア・ターミナス駅は、その代表格で、イギリスのインド統治に対する意気込みを感じさせます。 |
ブッダの生涯を追いかけた旅の記録の特別企画です。ご興味のある方は、下のロゴからどうぞ。